行政書士との出会い
ある時、気分転換に喫茶店で本を読んでいた時です。そこである中年の男性に声をかけられました。「斉藤君(仮名)お久しぶりです。」ふと見上げるとそこにいたのは、前職で私が少しの間、担当していた会社の社長さんでした。その社長は行政書士として事務所を経営する傍ら、今はコンサルタントして活躍していて、相当な額の年収を稼いでいると聞いていました。この出会いが今後の私に大きな影響を与えてくれることになります。こんな苦しい時にこのタイミングで出会えたことは今でも軌跡と思っています。
すこし時間があるのでちょっと話そうかと声をかけてくれたので、これはチャンスと思い、これまでの経緯を包み隠さず話しました。
「それで、これから何をするのか決まっているの?」「いえ、まだ決まっていません。ですが、出来るだけ早く決めたいと思います。」
「それだったら、行政書士になって独立を目指してみたらどう?行政書士だったら、開業資金もほとんどかからないし、色々教えてあげることも出来るよ」
「行政書士って、お店を開店する時や会社を作る時に必要な書類を作成して、役所に提出する仕事ですよね?」「そう!しかも取り扱える業種が多いからやり方によっては、たくさん稼げるし、仕事もそんなに大変じゃない」「それって試験があるんですよね?難しくないんですか?」「試験は難しい、合格率は毎年10%をきっているからきちんと努力しなければまず受からないけど、勉強法を間違えなければ一年間で受かることも出来るよ」「でも一年間も勉強している余裕はありません。貯金もそこを付きますし。」「なら私の事務所を手伝いながら勉強して見たら?」「いいんですか?」「ああ!もちろん、ここで会ったのは何かの縁だから私にできることならやらせてもらうよ」「ありがとうございます。少し考えさせてください。行政書士について色々調べてから結論を出します。」「わかった!連絡を待っている。」
一言一句正確ではありませんが、このような内容の会話をいたしました。それから行政書士について様々なことを調べました。試験まであと6ヶ月しかないことや、勉強が難しいこと、上手くいけば、年収1千万プレイヤーにもなれること、競合も多いので簡単に成功することは出来ないなど多くの情報を調べた結果思い切って行政書士の試験にチャレンジすることに致しました。
しかし勉強している間は、出来る限り人に頼らず自分ひとりでやっていこうと決めましたので、
事務所でのお手伝いは断ることにしました。
それから早速行政書士を目指す旨を電話で報告し、これからのことを相談に行きました。
「これから行政書士の勉強をはじめて行きたいと思います。」「そうか!わかった。その前にいつから私の事務所にこれるの?」「大変ありがたいお話ですが、はじめは出来るだけ自分の力で頑張って行きたいので、まずはバイトしながら行政書士の勉強をしていきたいと思います。」
「それは大変だぞ!私の事務所で働きながら勉強すれば、行政書士のことも学べるし、色々融通も利かせられる。」「はい。ですが、少し自分を厳しい環境において、頑張っていきたいので、そう決めました。」「わかった、苦しくなったら声をかけてくれ。それで今後どのような勉強をするか、決めたの?」「とりあえず、書店へ行ってテキストと問題集を買ってこようと思います。」
「それは独学で勉強するということ?」「はい!何か問題でも...」「独学はやめたほうがいいな!行政書士は3.4回ざらに落ちるような難易度の高い試験だ。そんな試験で何も知識がない君が、6ヶ月独学で勉強してもまず合格は不可能だ。」「じゃあ、学校に通えということですか?」
「いや!通学する場合お金もかかるし、時間も拘束されるから今の君には向かない。通信教育を使ってみたらどうかなぁ。」「でも以前友人が通信教育で資格を取ろうとしましたが、中々合格できないと聞いたことがあります。」「確かに通信教育は全て自己管理化の下で勉強していくので、自分でカリキュラムを作らなければいけなし、合格するだけのノウハウをもっている通信教育が少ないのも事実だ。しかし通信教育は講座選びを間違いなければ、通学に匹敵するほどの効果をはっきする。まずはそのポイントを抑えることだ。」「そのポイントは何ですか?」「私は、教育の専門家ではないから偉そうに言えないが、自宅にいても学校に通っているかのような、勉強が出来ること。これがポイントだよ。全て答えを行ってしまったら君の思考を止めてしまうことになるので、その答えは自分で考えなさい。」
私は通信教育に正直疑問を持っていたので、あまり乗り気じゃありませんでしたが、とりあえずいわれた通りにして見ようと思いました。